お知らせ

【新型コロナウィルス対策】緊急事業資金の調達のご案内

 新型コロナウィルスの影響で資金繰りが厳しくなった中小企業など向けに、特別な融資制度が設けられました。当座の運転資金や設備資金を低金利で調達できますので、併せて先行きの返済余地を検討の上、活用いただければ幸いです。
 なお、英和グループでは、お客様に向けて今回の事業継続すら危ぶまれる緊急事態への対応サポートを行っておりますので、遠慮なくご相談ください。もちろん、費用は掛かりません。

◆融資制度あれこれ

 公的資金では、つぎのような低金利での資金調達の余地があります。
● 日本政策金融公庫 新型コロナウィルス感染症特別貸付

 ・貸付対象企業など:
  ①新型コロナウィルスの影響で業績が悪化:
       最近1ヵ月の売上が前年同月売上より5%以上減少
  ②中長期的には業況が回復して発展が見込まれる会社(個人事業主)
 ・貸付金額:上限6千万円(セーフティネット貸付(上限:4,800万円)とは別枠)
 ・利率(年):貸付額3,000万円以内のケース⇒当初3年間:0.46%、その後:1.36%
        貸付額3,000万円超のケース ⇒1.36%
 ・ポイント:今回の特別貸付制度では、(政府からは)金融機関に既存の借入とは別枠で融資するように連絡が入って
       いるもようです。すでに、金融機関で借入枠いっぱいまで融資を受けていても申請が可能だとか。
● 東京信用保証協会 新型コロナウイルス感染症対応緊急融資

 ・貸付対象企業など:
  ①新型コロナウィルス感染症より事業活動に影響を受けていること
  ②最近3ヵ月の売上実績か、今後3か月の売上見込みが、昨年12月以前の直近同期比5%
       以上減少
 ・貸付金額:上限2億8千万円 ・利率(年₎:1.7% ・保証料:なし(全額東京都が負担)

 他にも特別に融資制度を設けている自治体もあり、都市封鎖などになる前に早めの資金調達を進めておきたいところです。

◆ 資金のスピード調達、金利減免ならこちら!

 緊急に資金が必要な場合は、次の方法で短期間に低金利などでの調達余地があります。
● メガバンクなど金融機関での緊急対応融資

 たとえば、三菱UFJ銀行では中小企業向けのオンライン融資で、新型コロナ感染拡大の影響を受けた取引先企業向けに短期間に融資を実行しています。
 ・手続き:オンラインでの申告のみ、入出金履歴をAIが分析して判断
 ・利率(年):最大年4%を優遇
 ・その他:最短2日で融資を実行
  他のメガバンクなどでも、支援策を行っていますので、自社の取引銀行のHPなどをお見逃しなく!
● 生命保険の契約者貸付制度での借り入れ

 積立タイプの生命保険の解約返戻金の範囲内で貸付が受けられる制度で、”契約者貸付”と呼ばれています。手続きがシンプルで銀行融資よりずっと速く資金調達ができます。
  具体的には、申込みに必要な書類をすべて用意して、保険会社に提出すればおおむね1週間以内に資金が口座に振り込まれ、運転資金などを確保できます。
 ・貸付金額:上限は、既存の生命保険の解約返戻金
 ・利率(年):金利減免の保険会社も
 ・その他 :資金調達とは直接関係ないものの、保険料支払い猶予の延長サービスや、被保
       険者が感染したら見舞金(5万円)を支払うなど保険会社ならではのユニーク
       なサービスもありますので、各社HPにてご確認ください。

 なお、英和グループ(英和コンサルティング株式会社、英和税理士法人、株式会社Proactive Solutions(TOKYO経理サポート))では、新型コロナウィルス対策関連での政府の支援などについては具体化し次第、継続してHPを通じて発信してまいります。