コラム

年に一度は「相続診断」のススメ!

 前号のように、コロナ禍でも「相続や事業承継関連のご相談」が増え、その後も亡くなられた方(被相続人)の相続税申告書作成のご依頼やご相談も立て続けにありました。

◆ 相続人の話から感じたこと
 そこで感じたのが、亡くなられた親御さんの財産を伺うと、お子さんから「自宅でしょ、上場有価証券と預貯金、あと生命保険もあったかな、会社を経営してたので会社の株も」と、漠然とご案内いただくケースが多いことでした。

 実は、「相続税の対象財産や相続税」がどのくらいになるのかご存知でない方が大半でした。もちろん、親御さんの財産をご存命中に調べたりではトラブルになりかねないといったご意見もおありでしょう。でもわからないままでは、つぎのようなことにもなりかねません。
● 相続人が財産分けできる財産構成か?

 自宅や経営する会社の株式などが財産の大半のケースは、相続争いが勃発しやすい傾向に。
● 相続税は、納税できるか?

 財産があっても、自宅や別荘、アパートなど不動産がメインだと相続税の納税も簡単にはいきません。
● 債務があったら、さあ大変!

 資産家といわれていた方の相続財産を調査したら、意外に多額の借入金が見つかったケースも。そんな時は財産よりも債務が多いリスクがあれば、相続放棄や限定承認の検討も必要に。

◆ 隠していても始まらない!?
 昔と違い”遺言”される方も増え、相続争いは財産規模に関係なく起きています。 
● 人間ドックと同じ、年に一度は「相続診断」しよう!

 
毎年、定期的に人間ドックを受診して健康状態を把握しているのと同様に、「財産の健康状態」も押さえておきましょう。
 もちろん、ご自分のためですが、大切なご家族のためにもなるものです。

● 英和の「かんたん相続診断」なら、5分でOK!
 人間ドックと違い、英和コンサルティング開発の「かんたん相続診断」なら、驚くほどの短時間で「相続財産と相続税」に加えて、つぎの3つの診断までみえる化してくれます。
 ★ 相続争いのリスク診断
 ★ 納税力診断
 ★ 総合診断

 「かんたん相続診断」は下記URLをクリックしてご利用ください(無料です)。
 http://www.43navi.com/souzoku/ 

 また7月1日には、国税庁から”2021年度路線価”が発表されます。土地の評価額がわからなければ、時価を聞いてその7~8割の額を入力してみましょう。預貯金も概算で良いのです。
 「正確に知りたい」とおっしゃるよりも、大ざっぱに問題点やリスクをみえる化して、ご健在な時に準備することの方がご自身にとっても、ご家族にとっても良い結果に結びつくものです。

◆ 相続・事業承継のプロにご相談を!

 「かんたん相続診断」でリスクがみえる化したら、プロ中のプロにご相談ください。英和グループでは、相続対策でも、事業承継(会社の相続)対策でも、お悩み・お困りなどを傾聴させていただいたうえで、オーダーメイドのお客様に合った対策をご提案いたします。

★ 「リモート相談」もお気軽に!

 とはいえ、コロナ禍なので出向くのも不安といわれる方は、「リモート相談」をお申し込みください。初回のご相談は無料ですので、お困りでなくても「状況や話を聞いてほしい方」はご連絡を。

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